2018年5月31日木曜日

ありがとうと伝える

よくyoutubeを見る。

先日、散歩途中に前を歩く中年のご婦人二人が人気のユーチューバーについて話していた。人気者になると、芸能人と同等の話題を振りまいているのだ。ある意味、人よりも秀でた才能を発表しているのだからすばらしいことだと思う。

私はhow to などの話題はとても参考にしている。

ミシン整備や機械工学、メカトロなどの分野に参考になるものを見つけては喜んでいる。

時々、参考にしたことの感謝をコメントしたり、ありがとうを伝えることで投稿者も喜んでくださるだろうと思う。だから努めてコメントをするようにしている。

今日で5月も終わり、明日から6月。6月は自分の環境を変えるよう計画している。


2018年5月30日水曜日

安全と安心

相変わらず、交通ルールを守らない結果の悲劇が繰り返されている。
ネガティブな話題にはメディアは飛びつく。

きちんとルールを守っている人が大半で、そんなのをニュースとして取り上げても話題にもならないのか、それよりも炎上させることを目的としているように感じることもある。

そうすればTVならCMを見てもらえるから、購買も促進されると考えているのだろう。

ほとんどの人は交通災害で死ぬことのニュースなど取るに足らない出来事なのだ。身近な人や大切な人が被害にあえば、もう少し現実を見るのだろうが。

交差点で警官が立っていても、一時停止しない車を取り締まることもない。まして、横断歩道を渡ろうとして立ち止まっても車はとまるどころか、わたろうとしている歩行者の私を完全に無視しているし、見てもいない。

警官が立っている交差点でもである。

まあ、世界的に見て日本は安全で警察力の高い国なのだろうから安心して暮らしましょう。暮らしたいと思う。


2018年5月28日月曜日

おもちゃミシン

2万円台から3万円台が中心のミシン。
ヨドバシカメラの売り場でお客さんが、ミシンと向き合って電卓をにらみ、買おうかどうしようか考えていた。

やはり、この価格帯のミシンが世間では一般的と考えるのが普通なのだ。

10万以上もするミシンの場合、購入する動機が相当ハイレベルを求めているといえる。

しかし、2~3万のミシンを見ると、針棒は細く、ボディーも華奢で何より軽い。全体のほとんどを成型樹脂で作り上げたメーカー渾身のモデルだ。そりゃ、この価格程度なら普及するだろうが少々の負荷で参ってしまいそうな印象を受ける。
専門家が、「おもちゃのミシン」などと呼んでいるのはこのようなミシンのことか。

私はこのラインナップのミシンたちを試したことがないので、実力はわからないが入門機としてはお手軽な価格帯であろう。ミシンはこの程度の価格が世間で認知されているのだ。

自動糸通しの構造は精密で、私が所有する30年以上前のモデルはもっと簡易な構造だ。最新モデルになると相当デリケートな構造なのがわかった。

2018年5月27日日曜日

日曜日

私は毎日、日曜日だ。
明日は土曜日の次の日なので日曜日だと再確認した。(この記事は5月26日に書いた)

明日も日曜日、あさってもその先もしばらく日曜日が続く。

毎日日曜日なので、曜日がわからなくなるのと、人と会う約束をするときにとっさにわからないことがある。

きちんとした人なら、数ヶ月先の約束は当たり前で、スケジュール帳に予定を埋めることが何よりという人は珍しくないだろう。しかし、私はきちんとしている人とは反対であり、スケジュール帳などもない。スマホもない。社会人としてはもう落ちこぼれ、いや世間からは見放されていると思う。

いまどき、スマホを持たないで、誰とも情報共有できないし、誰かの承認をしてもらうこともない。

家には機械整備のための工具類、大工道具などがあふれているが、世間誰しも持っているスマホなるものはない。

自宅にはPCがあるので情報は得られる。
TVがないので、しょうもないゴシップに惑わされることもない。

日曜日は、シャツのパターンを借りた本から拝借して自分の専用型紙として書き起こす(写す)のだ。






2018年5月25日金曜日

交通ルール

散歩で遭遇した場面。

横断歩道を渡ろうとしていた自転車が自動車に惹かれそうになり、寸前で自動車は急ブレーキをかけ、事故には至らなかった。近くを通り過ぎて急ブレーキの大きい音で周囲の人々が一斉に現場を見つめた。

当たり前だが、自動車が悪い。そんないい加減な注意力でハンドルを握ると人をひき殺してしまうという連想ができているだろうか。

普段、歩行者の立場で見ていると車の視点はわからないが、少なくとも歩行者が優先であるはずである。民度の高い日本に暮らしていると思いたいが、交通事情は必ずしも世界レベルでは胸を張れない。

またよくある光景で、わずか数メートルの横断歩道で歩行者信号が赤にもかかわらず、信号無視をする歩行者も少なくない。正直に打ち明けるが私自身、振り返れば幾度となく信号無視をしたことがある。よくないことだとわかっているし、そんな私が人に言えた義理ではないが、それとこれを冷静に切り分けて考えると、やはり信号無視はいけないと思う。

まず、公道では子供からお年寄りまでが信号を守っていることが理想だと思うが、信号無視をする大人の姿を見た子供は、大人から信号を守りなさいと指導されているのにその大人が守れていない。恥ずかしいことではないか。ルールを守れない大人の言うことを聞いて立派な大人になるか、未来の悲しい現実を想像してしまう。だから、私は信号をきちんと守るのだ。


今は決して立派なおっさんではないのは自覚している。
立派な人になりたい、なれるように目指すと言うことで自覚したり、考えて行動できる。
若いとき、何にもなれないと絶望したときがあって、ぐだぐだな生き方をしたが、今思えば、なりたいと思えばなんにでもなれたと思うようになった。


2018年5月23日水曜日

ヨドバシカメラ万歳!

ミシンの引き取り手が見つかった。

ミシンを譲るのにあらためて清掃・注油し、せめて新品の針はブラザーHA詰め合わせセットにしよう。この針はカラフルにも針の軸に色がついている。見栄えがよく初めてミシンを始めようと期待している姪を喜ばすことができる。


渡す約束は明日だ。ネット販売なら見つかった。しかし、到着が間に合わない。

近隣の手芸店を片っ端から電話かけて聞いてみたが、どこにもない。天下のブラザー社だ、まさかそんなことないだろうと営業部へ電話したが、折り返し対応だ。店頭販売できないような商品なのか?販売店は特殊で売れない、そんな商品を置いてくれない。

たいてい店ではミシン針はおいているがブラザー純正針の在庫はないという回答が多かった。中には、他の代用品を勧めるところや、この間まで在庫があったという店もあった。たかが針だ。しかし、どこにも店頭在庫がない。

あらためてブラザーに問い合わせたが、店頭在庫の店はなく、どこもネット販売か注文対応だという。10件ほど問い合わせたが、後半は商品名を伝える前から在庫がないと言われることがわかるようになり、店の人に「ない」と答えさせていることに罪悪感を抱いたのでこれ以上在庫の問い合わせはやめようと思った。ないのだ。

在庫を持つ商売が廃れた一端を見た。そして、そんな零細企業がどんどん廃業しているのだろうなぁ。

その後、ネットで調べ続けるとヨドバシカメラに在庫があることがわかった。

2018年5月22日火曜日

募集

自転車を粗大ごみに出し、きれいさっぱりした。

所有しているものをひとつ失ったが、すこし爽快感があった。

手先が器用なのはいいが、家の中は工具などの道具類や物であふれ、最近はミシンに関連する小物も増えて部屋は散らかることはあっても片付かない。

まだある別のミシンも処分していない。引き取り手を探しているが、リサイクルショップにゆだねるのは違うような気がするので、身近に裁縫のため必要とする人がいれば、無料で譲るのだが、先日も書いたように掲示板に募集すると、無料だからと「くれくれメール」が殺到した。この現象を見ると拒否反応が現れた。自分は人にミシンを譲ろうとしている気持ちとは裏腹にである。

この感情は、私はミシンを譲った相手に恩を売ろうとしていたのだろうか?(無料で譲ったのだからと)

商売なら、金が媒介するわけだから感情はドライだが、無料でミシンを譲るとなる金が絡まないのと心情的な問題とギブアンドテイクが起こり、譲る代わりに内心、見返りを求めてしまっているのか。

私は、譲ったミシンが誰かのために活用され、そしていつか活用されなくなったときにはまた別の誰かの役に立っていく、連鎖的なことを想起した。たぶん大切に使ってほしいと思っているのだ。

使い方を指定してくる主のミシンをほしいというのは面倒だろうなぁ。大切にしてほしいといいながら己はそのミシンを手放そうとしている。

私の身近な人や関係する友人、知人でミシンを求めている人がいるならその線でアプローチすればいいのだが、いない。孤独だ。

古いミシンなど、誰も要らない。
ほしければ新品、最新機種を買う、と言われそうだ。

古くてもいい、縫えればいい、という人はなかなかいないのかなぁ。古いので、取り扱いは若干不便かもしれない。新型の新機能搭載されているマシンの場合、かゆいところに手が届く。私のじゃ届かない。

使い方や能力には限界があり、その能力をうまく引き出すだけの慣れや技能という「腕」が必要だ。もしかすると、上級者なら使えるかもしれないが、上級者なら上級ミシンを持っているだろう。

書いていて思ったが、少し古いミシンは初心者には到底扱えないのかもしれない。
しかし、そんな暴れ馬に乗ることができたら、縫製技能の幅は広がるのだと思う。

別に急いでいるわけでもなし、きっと探せば見つかると思うので別の角度でアプローチしてみようか。




2018年5月21日月曜日

無料で引き取ります

自転車の処分が決まり、駐輪場の解約手続きに管理事務所に赴いた。

解約したい旨を伝えると、今の自転車をどのように処分するのか尋ねてきたので、粗大ごみに出そうと思うと伝えると、管理事務所の人は、「よろしければ無料で引き取ってくれる業者があるので、管理事務所に任せてくれたら後は対応しますよ」と言われた。

めんどーくさいおっさんの私は、「無料で・・・」のところが気になって聞いてみた。

「無料で引き取る業者とは、信用できる業者ですか?」すると、管理事務所の人は、無料で引き取るが、おそらく自転車を分解して使える部品を転売するのだと言っていた。自分には不要でも専門家なら安く仕入れた部品を組み合わせて一台の自転車にするくらい簡単なのだろう。一応信用してもよさそうだが、今回はやめておく。

粗大ごみの手数料は500円程度で処分できるので、その金をケチってもし犯罪などに悪用されたりして他人に迷惑をかけてもいけない。で、自治体の粗大ごみとして処分することにした。以前ミシンを無料で誰かに譲ろうとしたが、やはり無料はいけないのではないかと思った。

先日シャツができた。袖の長さを長袖と半袖で迷ったが長袖を作った。長袖シャツが出来上がったら気候がよくなり、半袖でもいい感じだった。しかし、今日は長袖でも大丈夫な涼しさなので自分で作った長袖シャツを着て近所をパトロールすることにする。

今の時候にあわせるようにするのは難しい。残りの生地があるのでつぎは半袖を作ろうと思っている。


2018年5月18日金曜日

懺悔

12年ほど前に買った自転車が、とうとう故障して動かない。後輪のハブのところのベアリングが粉々に粉砕され、回転しづらくどうにもならない。交換修理も考えたが見積もりをしてもらうまでもなく後輪ハブだけでなく、スポークとリム、ギアもあるが連携してバランスが保たれているため、全部交換となる可能性もあり、相当の出費を覚悟しなければいけない。他にも不具合や調整が必要な箇所もある。

そもそも、低価格の製品で、製造自体は中国製なのでいろんな面であとあと修理費用がかかることはある程想像していた。12年もったのでよしとするかと思いたい。こんな中国製の安物自転車ではあったが結構あちこちに出かけるときの相棒だった。

以前は自家用車を所有していたが、無駄な出費と分不相応な物だと思い、手放した。自家用車を所有するのに相当の維持費が必要であり、収入に対してかかる費用を考えると、大して乗っていないにもかかわらず経費として一定の支出があほらしくなった経緯がある。

いまさら自動車に戻ることもできず、そして昨今の人身事故の被害者の悲劇などを見聞きするとハンドルを握ることの責任の重さを痛感してなおさらである。

自転車はミシンと共通の要素があり、これまたミシンと関連付けて見ると面白い。

ミシン油は自転車油と共通といっていい。操作するにも素人からプロまで幅広いのも同じ。車でいえば軽自動車からF1マシンに相当する種別がある。電動アシスト自転車などは別だが、従来の自転車の動力は自分の足だから、正確には足踏みミシンと共通している様に思う。

ミシンを慈しむように自転車にももう少し注意を払っていたらもう少し寿命もあったと思い、つくづく自分の管理が行き届かなかったための結果だ。この自転車の犠牲を無駄にしないためにもミシンには適切な手入れをしたいと思った。

自転車愛好家の皆さん、これをもって懺悔します。

2018年5月17日木曜日

品物を包む心

買い物をすると買った商品をレジで袋に包むか、入れてくれる。
(スーパーなら自分で袋に詰め込むが)

最近は環境保護か、資源をたいせつになどといいながらスーパーのレジでは袋持参してレジ袋を断ったら購入金額から2円引きなどよくある。

一方、店にもよるが、袋の変わりに印のテープで代用するとし、購入客に「かまわないか」と半ば強制的に了解を求めるような場面もよくある。

百貨店の場合、きちんと包んでくれることが多いと思うが、そうでない一般商店の場合には代用のテープをペタリとやられることもしばしばだ。

私は買った品物に粘着性のあるテープを貼られるのが困る。きちんとはがれないことがあり剥がすのに面倒だ。また、店のポリシーがうかがえる。自分ところの売り物は購入客に包装するか袋に入れて渡さないという、自分のところの品物に対して軽視しているように思える。

包装するという行為は、たとえ数円、数十円、数百円の廉価な品物であっても購入してくれた客に対する店の誠意の表現の一つと思う。無駄、環境保護に反するとの考えがあるというのも理解できるが、誠意のある店の対応が信頼や次にまた購入する動機になることだけは事実大きいインパクトがある。

品物を包んで手渡す行為は大切な商いの根本ではないかとめんどくさいことを考えている。

2018年5月16日水曜日

切れやすい

鋏ではない。包丁でもない。

毎日忙しい日々を送っていると、仕事でも家庭でも世間でも切れやすいムードが漂っていると感じるときがある。自分もそうだが他人もそうなのか。

ネット社会で、何かと話題を見つけると「炎上」などとある。書き込みの中に誹謗中傷が渦巻いている。

ミシンの部品購入で問い合わせたところ、詳しくたずねたつもりが相手に不快感を与えたようだ。「2ミリ」とあった商品について、ノギス計測の誤差はわからないと匙を投げられた。ノギスの計測の誤差をたずねたのではなく、小数点以下何ミリなのか詳しく知りたいと聞いたが、「お宅の品(ミシン)は古いので、取り扱いございません」と回答を受けた。

客として聞き方があるのか、店の人に(見えない相手)に気を使う必要があるのだろう。
配慮として、そんなことが大切なのだと思うが、こっちもめんどくさいので乱暴な聞き方になっていたのだと反省する。


2018年5月15日火曜日

ミシンあげます(あげません)

地元の掲示板で投稿すると死ぬほど問い合わせがあった。

原因は「無料で」としたからだったと思った。

問い合わせいただいた方に返事を返すのも一苦労だった。

どなたもミシンがほしいのか、転売して商売しているのか定かではないが
無料であればほしいという人が大勢いることがわかった。


2018年5月14日月曜日

アイロン台の修理には

アイロン台の生地が傷んで、茶色くなっていた。

汚いし、せっかくアイロンをかけようにもすべりも悪い。一部破れている。

既製品を買ったのだが、もう数年使用したし買い換えようかとも思ったけれど、台の基本部分はベニヤ板なんかでできているようで、生地を新しいのに張り替えたらよいのではないかと思い、DIYしてみた。

表面の生地を剥ぎ取り、中のスポンジか綿のようなウレタンのようなものが現れたがすでにへたっているようなぺちゃんこなので新しく買った綿を載せ、適当に切ったシーチング生地をタッカーで留めた。

たったこれだけだが、表面の弾力は適度な硬さに復旧し、新品の機能を回復した。

タッカーを使った作業は初めてだったが、簡単で高い効果が得られると思った。

これならアイロン台の表面を覆う生地が汚れるたびに簡単に交換できる。

2018年5月13日日曜日

ジャノメ メモリークラフト6700P

今、ジャノメ メモリークラフト6700Pの発売を待っている。

もちろん、発売されるかどうかはわからない。

しかし、先日も書いたように、新しいミシンがほしい。ジャノメ メモリークラフトがよいのではないかと期待している。
針板は3種類が標準装備、交換はボタンを押すと針板が本体から起き上がり、別の針板を差し替えてはめ込むタイプだ。ジャノメの他の最新機種にも装備されているようだ。

懐も大きく、サイズは職業用と同等クラスだと思う。あぁぁぁ一度触ってみたい。

発売についてジャノメに問い合わせたが、今のところ未定との回答を得た。予定があったとしても問い合わせた個人に答え手くれるはずはない。

JUKI社のミシンも検討しているが、値崩れをきたしているマーケットや価格を見るといくら安くてもほしいと思わせる要素がなえる。

ブラザー社のミシンは現在所有しているので、よいメーカーだと思うが、今の自分には他のメーカーの機種を使いたい。

その点、外国製のベルニナはよいのだが、アフターにも相当予算を見込んでおく必要がありそうだ。ランニングコストの面から、自分のランキングが下がる。

この辺の話題は、車選びに近いのかもしれない。






2018年5月11日金曜日

規格

ミシンの整備に忘れてはならないのがネジだ。

ミシンには通常のミリネジ規格とは違う、ミシンの規格がある。

安い、早い、うまい、簡単

など誰もが喜ぶキーワードで「簡単」という言葉とは違う、
どちらかというと簡単ではないミシンネジの問題がある。

ミシン整備や修理するにも相当の知識や技能が必要になるし、それなりの費用がかかる。理由のひとつに、深い歴史があるのだと思う。

ネジ一本でも普段使いのネジと違うのだ。

ネジ専門店にミシンについているネジをもって交換ネジを探しにたずねたが
あっさりと、「うちはミリネジしかありません」といわれた。

ミシンネジの規格はどうやらインチネジのようだが、すべてがそうなのかは定かではない。

ネジのことで困ったときにネジ専門店にたずねるのは間違いではないが、ミシンネジのことはミシン専門店にたずねなければならない。だが、ネジ規格のことを説明してくれるミシン専門店にはまだ出会っていない。聞けば答えてくれるだろうか。

2018年5月10日木曜日

日本製 Made in JAPAN  人々の犠牲の先に

今、世間では国産が見直されているようで、国産アピールがすごい。

国産の定義があいまいなまま、商品として流通しているものがほとんどだと思うが、定義なんてどうでもいいので、大まかに日本品質ととらえるべきかと。

職人の手仕事によるものづくりなどすばらしい。

あらためて、日本製とは日本国内で作られたということだと思うが、よく聞くのは国内工場で働く外国人労働者が製造に大きく関わっていることだ。

国産の品質がすばらしいアピール感、時々寒々しいと感じることがある。

安い労働力、国内製造、日本人労働者をあしらい、さっさと中国などの外国で低コストが当たり前になっていたのに、格差が縮まると、あっちの国から引き揚げる。(まあ、もっともだと思うが)

日本品質は高品質をセールスポイントにしているのだろうが、たくさんの安い労働力や犠牲の上に成り立っているのだと思って見ている。商売するには利益のために、まるで奴隷のような雇用条件で合法的に事業をすることだとつくづく思う。

2018年5月9日水曜日

売り物にはない作品を作ることができる

こんなものを作りたい~。

これはミシンを購入しようとするユーザーの大きなきっかけであり、特にミシン初心者はこれだけがよりどころなのだと思う。

女性の場合は友・知人からの影響や情報が身近にある。しかし、おっさんにはまずない。

で、おっさんの場合だれにも話せず、相談できる人もない。いざ何かを作ろうと使ってみると、自分の不器用さや下手さ加減にさいなまれる。(いや、私は器用だからできる)

ミシンのせいにしている場合もあるかもしれないが、たいていは自分のせいだ。(ミシンを使う自分の癖がミシンの動作、作業に影響するのだ)

今の時代、縫製の仕事の様子や手芸DIY情報をyoutubeなどで豊富に見ることができるから、心配はいらない。再生スピードは自分ペースで学べ、わからなければ投稿者にたずねるとありがたいことに教えてくれたりもする。

できないことを工夫することでで、おっさんにだってなんら障壁などない。

私は、品物を買うときまず、これを作るにはどうすればいいかと考える。
できる方法、必要な資材、予算、今これを自分で作りたいと思うか・・・など。

時間がないから買っちゃう、など時間を理由にすることは多いが、時間には代えられない貴重な経験ができる。

ミシンは、自分だけのものを作り出すことができるすごい機械なのだ。整備する楽しみもある。すばらしい。


2018年5月8日火曜日

散歩  ミシンは平和な道具

私は、今日は天気がよいので散歩する。

あてもなく、さまよう。歩いている人のかばんや服の縫い目を見たり、布や生地のくたびれ具合、裾の始末やデザイン、サイズ感を見ていたりする。商店街や繁華街での店を冷やかしたり、チェーン店の手芸店なども定期パトロールの範囲にある。

その店にも何台かミシンを展示しているが、ほしいミシンはないので残念だ。しかし手芸店のレジは混雑して長蛇の列、景気がよい。ミシンは売れていないようだが、資材は好況のように思う。


今の話題はミシンそのものよりも、ハンドメイドとか、手作りのよさ、それぞれの作品作りにあるのかもしれない。

そんな手芸店では友人同士のご婦人が、ミシンのことなんかを立ち話している。「わたし、ミシンもってないの~もってる?」「この間、知り合いからミシンもらった~」「新しいミシンほしいわ~」「最近ミシン使っていないわ~」などミシンの話題が聞こえてくる。少なくとも、興味を持っている人、気になっているような印象の会話がなんとなく聞こえてきて、「ミシン」を通じた会話があることが平和なんだと、つくづくしみじみ思った。

たしか、戦前のマシンガンを作る機械技術を応用したのがミシンで、戦後に一大産業になったそうな。平和産業なんだなぁ。







2018年5月7日月曜日

メディアにはご用心

昨日、「ミシンは売れていない」というニュアンスで書いたが、今日はその反対意見を述べたい。考察深い皆様方におかれてはすでにご承知かと思われるのでここはひとつ温かいまなざしを向けていただけると期待し、私、適当なことをほざいております。

なぜ売れないのか、そもそも魅力がない。機能はここ30年みてもほとんど進歩していない、高い割りに買っても壊れる、修理でぼられる、買い替え需要を当てにしているから買い控える、雑巾が縫えたらいい、などと列挙したことを裏返せばいい・・・とは安易過ぎる。

魅力ある、新しい機能満載、安く壊れない、アフター万全、買い換える必要がない、素人がドレス縫えるというミシンがあれば買うだろうか?

友人、知人から宝石を借りた。その石の輝きを見て悦に入ってると借り物だとありがたみも半減する。その宝石をただ同然で手に入れることができたとして、一時はうれしいかもしれないが、大切にするだろうか。そのよさを理解するだろうか。

例えは借りた宝石(ただ同然の宝石)だったが、「身銭を切って手に入れたい目標とした大切にしたいもの」と置き換えればどうだろう。目標が高く、手に入れることが困難になればなるほど、手に入れたときの喜びと感動はほかの何ものにも代えがたい。

物がなかったといわれた時代、高価で所有するステイタスだった時の、そのミシンを買うためだけに一生懸命働いて手に入れたか、恵まれた境遇の一握りの人々の世界だったのではないか。

今は、ちょっとがんばれば高級機も夢じゃない。この、ちょっとがんばる加減が時代とともに変化したのじゃないかとつくづく思う。世間ではミシンだけじゃなく、あらゆる品物にあふれ返り、物はあるが金がないという状況なので、売れない時代なのだと錯覚してしまう。つまり、景気が悪いとか、物が売れない時代などという論調のメディアは表現があまりにも幼稚なのだ。

「売れない」とは売り手側の言い分であって、買い手側の表現ではない。買い手(消費者)はむしろ、物があふれ、誰もが身の丈に合う(合わせる)品物を選べば、好きなものが手ごろな価格で今すぐ買えるすばらしい時代なのだ。

5年保障が決め手でした!といいたい。

2018年5月6日日曜日

今日の縫い物

先日も述べたと思うが、新しいミシンがほしい。
ミシンを選ぶにあたっては数年前から調べている。
迷いに迷って、どれにしようかと考えているうちがいい。だから買わない。
JUKIにしようか、ジャノメにしようか、ブラザーにしようか、外国製もある。

機種を絞り込んで一台購入したら、金輪際もう迷うことがなくなる。
まあ、読者は迷っている云々の話には興味がないだろう。
ほしいほしい、買うぞ買うぞといいながら買わない。なんか新手の詐欺のようだ。

誰かが物全般の消費が冷え込んでいるといわれているが、要因はいくつかあると思う。
①金がない。
②いいものがない。
③マーケットがつまらない、情報がない。

思いつくままに書いたが、おおむねこの3点に絞られると思う。

私は、ミシンを見て魅力あるいいミシンがないと思うし、今のマーケットも面白くない。
金はあるが、限りある金を今のミシンに優先的に割り当てるつもりはない。(正直に言うと金もない)

昨今、ミシンも全般的に売れていないという匂いがぷんぷんしている。先日ミシンの展示会に行ったが、景気がよいねぇ、とはいえない雰囲気。シニカルに受け止めないでほしい。一ユーザーとして面白いと思っている。ミシン当事者には死活問題かもしれないが、私には落語、漫才を見ているように深い。

展示会の主催や参加企業のスタッフの皆さんも笑顔がぎこちない。上司から笑顔を作るように指示されているのだろう。にこやかに笑って接客しろといわれていい笑顔ができるやつほど信用できない。そういう意味で皆さん大変信用できる人達だといえる。冷静でまじめな平社員なら心の中では「うれるわけないだろぉ」とぼやいている。見ている客も、だいたい勘でわかる。その職場や仕事が楽しくてたまらないというときの顔と、その反対のときの顔。経営者も似たようなものだろうが売れないと知っているから、より悪質だ。バブル期などかつて売れた時代があったから、売り手は売れた記憶の期待値があるからそれにしがみついてがちがちになる。
定価30万くらいのミシンを店頭では7万、客はどれだけ値引きが期待できるか見積もりのハシゴ。値引きとおまけを求め、血眼になって安く買えた!と満足している。
せいぜい立派なドレスが縫えるだろう。

今日はここまで。雑巾10枚を縫いました。

2018年5月5日土曜日

マシン(sewingmachine)

改めて、「ミシンと暮らしとおっさんと」でタイトルを決めた。
広く「ミシンと暮らし」で身の回りの出来事、ミシンについての事柄を発表するが、後の「・・・おっさんと」ではおっさんの話題で迫りたい。

改めて、ミシンといえば英語にすると「sewingmachine」で、男(おっさん)が喜ぶ ”マシン” なのだ。
youtubeなどを見ると女性の投稿者の話題は、縫い物の話題や内容が豊富であり、一方男性の投稿者の場合、整備や修理、構造などの内容が多いように思う。どちらも緻密な内容に及んでいるが、その得意分野が違う男女差のある傾向だと感じる。
私は、船の仕事しているので仕事のときは数ヶ月日本国内にはいない。休暇のときにはまとまった連続の休暇が続き、まとまった休みのおかげで家の用事をこなすことができるしミシンのことも整備や修理、縫い物も毎日手芸店やミシン屋に通う。そんな中でのミシンなのだ。連続休暇と聞いて羨むひともいるので繰り返すが、連続勤務と連続休暇が続くのだ。ま、仕事のことはこれ以上どうでもよい。今回の休暇中、すでにミシン屋には何軒かたずねた。中には、頼んでもいない刺繍ミシンをやたらと勧めてくるところや、製造40年以上の中古の展示品だけを一押しだといって売りつけようとするところもあったり、ミシン屋といってもそれぞれで飽きることがない。あるミシン屋の店主からの情報によると、ミシン自体の性能はあまり変わっていないという。私も実際、1980年製の家庭用ミシンを所有しているが、最新機種、上級モデルを試したが、縫い目はずば抜けているといえるほどの差はわからない。今は2018年だから38年か、この38年間のミシンの性能の向上といえば自動糸切りや押さえ圧、文字模様が大きな特徴だと思うが、どのミシンも上級モデルになると押さえ圧の高さを自動で微調整したりできるので素人の私でも相当高度な縫い味を経験できる。自分としては益々ミシン選びが面白くなりそうだ。


2018年5月4日金曜日

ブログタイトル

このブログのタイトル、「Brother コンパルデラックスのある生活」というものについて、改めて変更しようと考えている。

誰も気に留めないぐだぐだなブログに仕上がっているが、ぐだぐださ加減にも磨きをかけるべく、なにかぐっと来るタイトルがないか思案中である。
そもそもブラザーとは縁ゆかりなく、勝手に使わせてもらっている。よくないのではないか。コンパルデラックスにしても、同様。そのうち違うミシンに変わっていたりする。すでにコンパルエースⅡである。だから、ミシンを買い換えるたびにタイトルを変えるのもどうかと思うし、いつまでもブラザーさんに甘えていてはいけない。
そのまま「ぐっと来る生活」でもよいが、ぐっと来ない事象のほうが多いかもしれない。
そう、2日前、「おっさんとミシン」と題した記事を書いたので、kskさんの「男のミシン」から勝手に頂き、「おっさんのミシン」で行こうか。いや、「ミシンと暮らしとおっさんと」これだ、そうしよう。kskさん、連絡先を存じませんので無断引用するようなことになるのもどうかと思おうし、この場をお借りしてお知らせさせてもらいます。無断引用御免とのことであればご面倒ですがご一報くださると、いつでもタイトル変更やぶさかではないです。完全な引用ではないので問題はないと思うが、ヒントを頂戴したので一言くらいことわっておいて悪いことはないだろうと思う。

2018年5月3日木曜日

食わず嫌い

今年、久しぶりに家庭菜園でもはじめてみるか。
数年前に買った、道具があったことを思い出し、引っ張り出してきて使えそうなものを再利用してみた。
今年はアバシゴーヤを日よけ代わりに作ろうと思って足らない資材を買い揃えた。
緑の網は使い古しのものがあったので、以前片付けたときにつるが乾燥して巻きついたまま掃除せずにいたのを改めて掃除した。

ホームセンターで野菜の土、培養土、軽石、プランター、苗を買い、狭いベランダに準備して、たった今植え終えた。土地や庭があればよいが、せめてベランダにでもとささやかながらの遊びである。収穫と食べる楽しみが待っている。
苦瓜は以前も経験済みで、うまく育てば今年の夏の強い日差しを適度にさえぎってくれ、冷房費も抑えることができるのではないかと考えている。
今でこそ苦瓜はスーパーマーケットにいけば当たり前のように販売されているが、以前はなかった。沖縄では当たり前に売られていて、家庭でも栽培されているのを旅行したときに知ったが、この二十年くらい前から普通に食卓に上る食材として認知された。当時、初めて口にしたときは相当拒否反応を抱いたが、味覚がお子様であったことが懐かしい。今となっては夏といえばゴーヤである。
苦瓜(ゴーヤ)といえば苦味が特徴で、誰しも好まれるわけではないが、少なくとも多様なメニュー、工夫をすれば豊かな食生活の高みを知ることができる。好き嫌いを解消することで獲得できる世界がある。

2018年5月2日水曜日

おっさんとミシン

クリント・イーストウッドのグラン・トリノという映画を見た。

アメリカ人、おっさん、オールドカー、整備とおっさんホイホイの映画だった。
手入れされた車、整備のための工具、ガレージと見所満載だ。

私はクリント・イーストウッドのような男前ではないが、映画に出てくる同じ男としての遊び、機械物が大好物だ。アメリカの物量、スケールは日本は及ばないが、この国で生まれ育ったので隣の芝を羨んでも仕方がない。しかし、この国ででもできることがある。ミシンだ。

当面の目標はコンパルシリーズのみならず文字・模様縫いのできるコンピュータミシン、直線番長の職業用ミシンをまたにかけることだ。

ミシンと聞いて、「どんな故障? 直るわけないよね? 整備するの?素人なのに?できるの? 専門家にやってもらえばいいじゃん」さらに、「そんな古いの直してどうするの? 古いとストレスたまりまくりよ、新しいの買えば? え、お金ない?貧乏?、ミシン高いものねぇ」「服なんて買えばいいじゃん。ユニクロ近所にないの? ネット通販あるの知らないの?」と思われた方、こんなおっさんが一人いるのです。

2018年5月1日火曜日

本当のことがわからなくなる

裁ちばさみが切れなくなった。
というより、手芸店で購入し、使っていたら切れなくなった。
研いでくれる人を見かけたので試しにお願いしてみた。

しかし、結果は期待したものとは大きく違った。


ミシンには「縫製機械科整備技能」という国家検定資格があるようだ。

一定の技能を備えた証なのだろう。

しかしである。
ネットで見かける情報にはあやしい情報も氾濫している。
素人にはどの部分が故障しているのか分からないのに、「基盤が故障していましたので交換対応しました」などとあるが、果たしてそうなのだろうか。一部の抵抗やコンデンサを交換すれば直るところ、基盤ユニット全部換えるとそれなりの額になる。抵抗やコンデンサなんて100円もしないやつもある。いちいちテストして、故障部分を特定し、時には特定できないときもある。時間と手間を考えて「基盤故障です。全部換えましょう」、となるのは自然の成り行きか。最近のコンピューターミシンなんて、ボディ構造が複雑なため、内部基盤にたどり着くまで慣れていても分解するのに30分は最低でもかかることは普通。復旧するだけで往復60分。

ほかにも、「このミシンはすでに製造打ち切り後8年以上経過し部品のメーカー在庫ございませんで修理できません」新しいミシンを買い換えてもらうため、修理できないようなニュアンスだったりする。あるいは、「こんな古いミシンを買い換えずいつまでも使っているやつはうちの客としては相手にしないんだよぉよそに行け」と心の中でつぶやいているのかもしれない。


確かに、ギア(歯車)の交換部品がない場合、同じ形状サイズのギアを特注するとべらぼうに高い見積もりを見ることになるのは事実。まず、普通の修理ではギアを特注することはない。できる修理工もいないし、リスクが云々と言い訳してやろうとしない。無理な修理で返ってほかに不具合が連動しないともいえなくないので、余計に修理費がかさみ、客からは料金が高いとか、仕上がりに不満などといわれ、踏んだりけったりなのかと想像する。

修理とは違うが先日、アタッチメント部品を購入しようと問い合わせたら、「お宅のミシンは古いのでもうその部品メーカー製造しておりませんで、ありません」と回答得た。ほかの店に聞くと二つ返事でメーカーからの納期は3日で届くから郵送で2日、計5日見込みで手元に届くとある。(実際は4日で届いた)二箇所にしか問い合わせていないので正確なところは不明だが、少なくとも最初の店は「ない」とゼロ回答。二件目は即座に「ある」とのこと。最初の店は私の聞き方が悪かったのか、こちらの伝え方を間違えたのか、相手の虫の居所が悪かったのか、よほど初対面の一見を嫌う特殊な人物かわからない。百歩譲ってこちらにも何らかの非があるのかも知れない。しかしだ、自分ところで取り扱いがないことだけを答えたらよいものをメーカーのせいにしている。アタッチメント部品ひとつでこれだ。

改めて、「縫製機械科整備技能」という資格について言えることは、ミシン素人のよりどころとする技能を有した者なのだが、故障もしていない部分を故障したかのようにだまされていないか、注意が必要だ。自分でミシンの機械的な知識を深めることでだまされるといったような事は防げると思う。嘘をつかない、きちんとした技能士かどうか見極めが難しが、正直な人がやっている修理専門店で依頼するか、修理料金の定価表記はガッツリだがメーカー修理を選ぶのが懸命だと思う。

一方、修理したら余計に壊れて帰ってきたなどと被害を訴えてくるユーザーもいるのかもしれない。修理する側もうかうかしていたらやられてしまう。だからというわけではないだろうが防衛策をとらざるを得ないなんてこともあるのかも。ネット販売なんて原則先払いで品物を買う時代だもんね。