2018年5月18日金曜日

懺悔

12年ほど前に買った自転車が、とうとう故障して動かない。後輪のハブのところのベアリングが粉々に粉砕され、回転しづらくどうにもならない。交換修理も考えたが見積もりをしてもらうまでもなく後輪ハブだけでなく、スポークとリム、ギアもあるが連携してバランスが保たれているため、全部交換となる可能性もあり、相当の出費を覚悟しなければいけない。他にも不具合や調整が必要な箇所もある。

そもそも、低価格の製品で、製造自体は中国製なのでいろんな面であとあと修理費用がかかることはある程想像していた。12年もったのでよしとするかと思いたい。こんな中国製の安物自転車ではあったが結構あちこちに出かけるときの相棒だった。

以前は自家用車を所有していたが、無駄な出費と分不相応な物だと思い、手放した。自家用車を所有するのに相当の維持費が必要であり、収入に対してかかる費用を考えると、大して乗っていないにもかかわらず経費として一定の支出があほらしくなった経緯がある。

いまさら自動車に戻ることもできず、そして昨今の人身事故の被害者の悲劇などを見聞きするとハンドルを握ることの責任の重さを痛感してなおさらである。

自転車はミシンと共通の要素があり、これまたミシンと関連付けて見ると面白い。

ミシン油は自転車油と共通といっていい。操作するにも素人からプロまで幅広いのも同じ。車でいえば軽自動車からF1マシンに相当する種別がある。電動アシスト自転車などは別だが、従来の自転車の動力は自分の足だから、正確には足踏みミシンと共通している様に思う。

ミシンを慈しむように自転車にももう少し注意を払っていたらもう少し寿命もあったと思い、つくづく自分の管理が行き届かなかったための結果だ。この自転車の犠牲を無駄にしないためにもミシンには適切な手入れをしたいと思った。

自転車愛好家の皆さん、これをもって懺悔します。

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