2018年5月17日木曜日

品物を包む心

買い物をすると買った商品をレジで袋に包むか、入れてくれる。
(スーパーなら自分で袋に詰め込むが)

最近は環境保護か、資源をたいせつになどといいながらスーパーのレジでは袋持参してレジ袋を断ったら購入金額から2円引きなどよくある。

一方、店にもよるが、袋の変わりに印のテープで代用するとし、購入客に「かまわないか」と半ば強制的に了解を求めるような場面もよくある。

百貨店の場合、きちんと包んでくれることが多いと思うが、そうでない一般商店の場合には代用のテープをペタリとやられることもしばしばだ。

私は買った品物に粘着性のあるテープを貼られるのが困る。きちんとはがれないことがあり剥がすのに面倒だ。また、店のポリシーがうかがえる。自分ところの売り物は購入客に包装するか袋に入れて渡さないという、自分のところの品物に対して軽視しているように思える。

包装するという行為は、たとえ数円、数十円、数百円の廉価な品物であっても購入してくれた客に対する店の誠意の表現の一つと思う。無駄、環境保護に反するとの考えがあるというのも理解できるが、誠意のある店の対応が信頼や次にまた購入する動機になることだけは事実大きいインパクトがある。

品物を包んで手渡す行為は大切な商いの根本ではないかとめんどくさいことを考えている。

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