2018年5月6日日曜日

今日の縫い物

先日も述べたと思うが、新しいミシンがほしい。
ミシンを選ぶにあたっては数年前から調べている。
迷いに迷って、どれにしようかと考えているうちがいい。だから買わない。
JUKIにしようか、ジャノメにしようか、ブラザーにしようか、外国製もある。

機種を絞り込んで一台購入したら、金輪際もう迷うことがなくなる。
まあ、読者は迷っている云々の話には興味がないだろう。
ほしいほしい、買うぞ買うぞといいながら買わない。なんか新手の詐欺のようだ。

誰かが物全般の消費が冷え込んでいるといわれているが、要因はいくつかあると思う。
①金がない。
②いいものがない。
③マーケットがつまらない、情報がない。

思いつくままに書いたが、おおむねこの3点に絞られると思う。

私は、ミシンを見て魅力あるいいミシンがないと思うし、今のマーケットも面白くない。
金はあるが、限りある金を今のミシンに優先的に割り当てるつもりはない。(正直に言うと金もない)

昨今、ミシンも全般的に売れていないという匂いがぷんぷんしている。先日ミシンの展示会に行ったが、景気がよいねぇ、とはいえない雰囲気。シニカルに受け止めないでほしい。一ユーザーとして面白いと思っている。ミシン当事者には死活問題かもしれないが、私には落語、漫才を見ているように深い。

展示会の主催や参加企業のスタッフの皆さんも笑顔がぎこちない。上司から笑顔を作るように指示されているのだろう。にこやかに笑って接客しろといわれていい笑顔ができるやつほど信用できない。そういう意味で皆さん大変信用できる人達だといえる。冷静でまじめな平社員なら心の中では「うれるわけないだろぉ」とぼやいている。見ている客も、だいたい勘でわかる。その職場や仕事が楽しくてたまらないというときの顔と、その反対のときの顔。経営者も似たようなものだろうが売れないと知っているから、より悪質だ。バブル期などかつて売れた時代があったから、売り手は売れた記憶の期待値があるからそれにしがみついてがちがちになる。
定価30万くらいのミシンを店頭では7万、客はどれだけ値引きが期待できるか見積もりのハシゴ。値引きとおまけを求め、血眼になって安く買えた!と満足している。
せいぜい立派なドレスが縫えるだろう。

今日はここまで。雑巾10枚を縫いました。

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