2019年11月10日日曜日

ファーウェイP30lite  答えは急ぐわけではない HUAWEI P30lite 華為

ファーウェイP30liteである。

格安SIMフリースマホである。

OCNモバイルで4800円で手を打った。


キャンペーン出だしのころ、4800円MNP割引本体価格から5000円キャンペーンを逃したが、それでも4800円+Taxは安かったと思う。

料金プランも最安のランクを選んだので月々1600円+Taxである。

今までキャリアと呼ばれるソンさんのガラケーだったので通信料金合わせて月額2000円もかからなかった。安かったのだと思うが、年間にしたら24000円はせしめられるし、機種本体代金や付属の充電アダプターとかオプション周辺のものを買い足したりするのが一般的だろうから年間にするとおよそ3万円ほどのコストがかかっているのではないだろうか。それでもスマホの無制限とか通信にかかる費用を貪ると到底そんな程度では済まないだろう。

携帯電話のない時代、黎明期から考えると情報収集のためのかかる経費として生活スタイルは少しずつ支出が増えた。もう家の固定電話だけの時代ではない。

同僚に聞くと、キャリア(ドコモ)を無制限に使い、機種代金一括でも月々1万ほどかかるし大したことをしゃべるわけでもなしにゲームだの、アプリ代金だので年間20万近くかかっているかもしれないという。そいつはマイホームなどとっくの昔にローンも払い終わり、子供も独り立ちしている。甲斐性のあるやつなので俺のような貧相なヤツとは比較にならない。俺は20万と聞くだけで条件反射的に拒否反応が現れる。無理だ。

先に述べた住宅をローン返済すると、人生のほとんどを返済のために生きることになるという社会プログラム、資本主義の約束事に従わなければならないように仕組まれている。日本のマイホームの価格帯は生涯年収から割り出し、逆算して値付けしているとしか思えない。そういうことなのだろう。

ほか、物欲はご存じ、車や趣味にかかるし、子供の教育費、交際費、酒代、たばこ、医療費と考えると通信費は増大する一方だ。しかし、肝心の収入は減ることはあっても増えることはそうそうない。楽観的に起業して成功の道のりを順調に進むことが約束されているのなら誰しも雇われる宿命からは解放されるのだが、世の中そんなに甘くない。

成功の道のりと書いたが、何が成功なのかしら、それすらよくわからなくなる。使いたいだけの金があっても、いつか飽きてしまうだろう。際限なく欲望を満たし続けた先に一体何があるだろうか。

一番安い価格帯のモデルを選んで、安い料金プランの範囲内でせいぜい遊んでみるのが自分には相応しいと思う。上見るときりがないし、世間の色んな広告見ると目移りしてしまう。

・・・という欲望は選んで手に入れること、高根の花を目指したいならそれに向かって頑張ることもよし。若かったころの自分はそんな思い込みもあったが、おっさんになってきたせいか今はそんな情熱が失せた。

情熱が失せたという表現は正確ではなく、今の時点での情熱は若いころ抱いたような性質のものではなく、違う形態のものに変化しているのだと思う。あの頃、必死に何かを追いかけていたし、その何かを実はよくわかっていなかったようにも思う。だから今追いかけているものの対象物は何かがわかっているのかという問いには「いや、わかっていない」

スピードはあったが、常に背中しか見えなかった。後ろ姿というべきか。今もわからないなりに何かの後ろ姿をとらえようとしているが、都度その動作や行動自体を噛みしめているという感じだ。だんだん何を書いているのかわからなくなりそうだが、答えを急ぐ必要はない。







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