2019年11月5日火曜日

自分だけの世界 誰一人として理解されなくても

ただただ上手に作るyoutubeとか、ブログを見てもなぜか振れない。

上手く作るのは職人、工員であるし、大量生産もし、特注も細心の注意と専門性を込めて一生懸命に仕上げる。仕上がりは美しい。参考になるし、貴重な内容を見て感動もする。

しかし響かない。なぜだろう?

工業生産、鍛え上げられた技術、細心の技能の末に研ぎ澄まされた完成品、極上の縫製。

高度な縫製の服は心地いい。

だがしか~し、自分が作るジーパンはゆがみ、型はズレ、糸をつぎ足し、失敗だらけ。そんな仕上がりなのだが、自分で作るという感覚が何とも言えないくらいにいい。自分の失敗には目をつむり、少々出来の悪い子供の方が可愛いのと同じで、許せてしまう。

手作りならではの良さ・・・などということを主張するつもりではない。そんな主張はしない。人に知らしめることではなく、手作りをとことん自分で楽しんでいるのだから自分だけの世界ということだ。

世間ではだれも自分のジーンズを自分で作るということなどしないだろうが、もし、そんな暇な人がいればきっと理解してもらえるのではないかと思う。少ないながら、国内には素人デニム作家と呼べる変態はおそらく3人はいるのではないだろうかと想像している。

元素人を合わせると10人は存在するのではないだろうかとも思うが、俺は素人を貫く。(というよりただの素人)何をそんなに素人と偉そうに・・・と思われたあなた、偉そうに思えたなら、あなたよりも私の方が偉いのだよ。(また本当のことはさておいて)


昨日、散歩して端切れのセルビッジデニム3メートル(900円税込み)を二枚買った。こいつでGジャンを作ろう。

今、別に2メートル(300円税込み)二枚ストックがあり、こいつも冬仕様のジーパンになる予定だ。ちょいと忙しい。

自分用にいろいろ作り、次第にコレクションが増えたら次は身内の分を作る。(かもしれない)

6月に仕上がったオーバーオールの着心地はすこぶるよろしい。俺は天才なんじゃないかと自画自賛している。些細なことだがこんなことで嬉しい。勘違いも独壇場なのでなりふり構わない。

人付き合いはつまらない。人と遊んだり、交流することが楽しみな人が多いかもしれないが、俺は誰とも付き合いたくないし、一人で何か作業したり考え事をする方が有益で実りある。多分俺は研究するのに向いているのだが誰からも研究依頼もないし、自発的に世界を探求しているだけなので気楽でもある。頼まれもしないことを一生懸命にしている。

次回作にGジャンを作ろうと考えているが、今度こそ市販のパターンを買って挑戦してみようとネット検索して適当なのを見つけてぽちった。

タイトル通り、ノルマなし、締め切りなし、研究依頼募集します。好き勝手させていただきます。こういうコンセプトでやります。仕事ください。ただし、約束守りません。何もかも約束できないので承知の上で遊ばせてください。・・・こんな虫のいい話はさすがにないだろう。大体こんな話についてくる人も世の中にはいないのだろう。

興味を持った方、連絡ください。ただし、期待に添えることはないという前提で。

追記:2020/03/30
その後、いまだかつて連絡は一切ない。まだ、周辺には常識人しかいないようだ。(笑)






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