国内工場で作られた外国人労働者によるジーンズは「日本製」なのでしょうか?
結論は「日本製」です。そのように店頭販売されているでしょう。
ジーンズには多彩な資材が使われています。日本国内でその資材を作るすべての原材料を調達できません。
侍ジーンズの会社は、生地を作るための綿花を栽培してジーンズを縫製して製品にしているようですが、みんながみんなそんな原料からの国産にこだわることはできません。
あなたのジーンズに使われている縫い糸の原料は国内産でしょうか?または、ファスナーやボタン、リベットなどの金属は国内でまかなえるのでしょうか?
もしかすると輸入された原材料が含まれていると考えることもありえます。
私も日本人として、「日本製」の高品質、高機能な製品を目にして正直に嬉しいですし、誉れ高い気持ちもあり、自分が買うならまず「日本製」をと考えます。
しかし、原材料は輸入品を使ったり、工場労働者は日本人だけでなく外国人労働者や、日系人、その2世・3世、なんていう社会です。
日本人も活躍するけれど、外国人労働者、日系人労働者も同じように一つの製品作りに協力しています。
そんな「日本製品」を知り、一方で自分が作ったジーンズ、この製品は日本人の俺が日本国内の自宅で作った。
ファスナー、リベット、縫い糸は国産。でも原材料の綿花、ポリエステル、金属の元は外国製品や輸入品かも知れません。
自分で作ったジーンズを「製品」と言うのはおかしいんじゃないかと思い、言い換えると「作品」に近い。
製品と作品の意味も相当違いますね。
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