2018年8月1日水曜日

今日のメニュー 野菜のフルコース

高い。

夏なのに夏野菜も高い。もやしや玉ねぎ、ジャガイモは価格変動が少ないようだが、人参もやや値上がりしている。

輸入のブロッコリーなんかは一時期よりも落ち着いた感があるようだ。

毎日八百屋で野菜を見ていると、こんな感じだ。世間の家計とキッチンを預かるご婦人(ご主人)などは厳しい状況であると共感いただけるだろう。お子様が育ち盛りの親御さんの経済的負担も相当だろうと思う。

魚屋はもうすでに数年前から鮮魚を扱うきちんとした店は近隣になく、唯一一軒だけ、その日のうちに売り切るスタイルの魚屋があるが、近隣住民の高齢者が朝から買いあさり、夕方までには店じまいしているし、タイミングよく鮮魚にありつけても年寄りの買いあさった売れ残り感満載だ。

このような貴重な鮮魚店では、年寄りが暇な隙に買い占めた残り物しかないと知れ渡っているためか、または夕方には閉まるため仕事帰りのお客さんはこの場所に魚屋があるなんて知らないだろう。

その点、肉屋は野菜や鮮魚よりも買いやすい価格で、ついつい肉料理が中心になってしまう。たぶん国家は食料供給などについては肉食を推奨しているのだろう。

以前にも書いたと思うが、米は農家の保護政策でタイ米などは日本の米と同等かそれ以上でしか買えない。肉も実は世界では安く取引されているのに関税がかかるので輸入物の一部は高くて普段使いには買えない。ラム肉がそうだ。

国を操縦している議員さんの給料はヒエラルキーの頂点あたりをキープしているだろうから下々の苦境など関係ないだろうし、どうしてくれるわけでもなさそうだし。

バターなんか、年末になると供給不足に陥るのは最近のおきまりになっている。今年も来るぜ。

経済事情にもよるのだろうが、とりわけ貧乏カテゴリー層はしんどい感が否めない。ここで弱音を吐いても仕方ないので、工夫することが何よりだろうと思う。

安い肉、魚、野菜を探していかにうまく料理するか。手間隙がかかるのに仕事で忙しい世代はそんなことしてらんない。

いつかこのブログを読み返したとき、爆発的に経済回復をとげ、好景気に沸いていたら何を書いているのかさっぱり意味がわからないと思うようになればいいのだが。

暑い夏の熱エネルギーを溜め込んで寒い冬に使えたらどんなにいいか、安い野菜を買って、高騰したときに鮮度を保ったまま高騰した時期に使えたらいいんだが。未来の科学者に解決してもらおう。

そう、市場で売れ残った服は燃やしているし、豊作だと土に埋めていると聞く。市場に流通するときの値崩れを防止するためだ。資本主義経済では市場原理があって、末端が割を食うのは当たり前で、いかに工夫したり悲劇を喜劇に変える発想で影響を最大限有効活用することに尽きる。

今日は野菜サラダと野菜しゃぶしゃぶ、野菜炒めに野菜寿司、野菜BBQ、締めは野菜ケーキと野菜アイスで決まりだ。














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