2018年7月27日金曜日

恥を忘れた人

毎日出勤するのでもなく、会社勤めではないので髭剃りしない。

面倒だ。

一週間は剃ることはない。さすがに2週間剃らないと、なにかしら気分が乗らないので剃ることにした。髭を伸ばす、といっても無精髭程度だ。ZZ Top見たいなのではない。もっとかわいいものだ。

不精髭だと、歩いていてもチラシ・ビラは渡されることも少なく、ティッシュ配りも渡してもらえず気楽だ。あれは、手を伸ばして受け取る仕草が無駄で、歩いていてあれほど迷惑なこともない。

ティッシュくらい持ち合わせはいつもあるし、なければ金を出して買う。だいたいタダでもらうようなものにろくなものはない。

そう、先日知人からタダで扇風機をもらった。故障していた。
①根元が折れていた。
②DCジャックが差し込み口から割れていた。

動かない、壊れていたので「タダ」だった。

ここからは関係者に対して悪口を書く。批判を大いに含んだ内容なので、気を悪くする人にたいしては責任は持てないので飛ばしてくれ。

2010年製のgreen fan バルミューダというメーカー。製造は大陸。会社・プロデュースは日本。ややこしいが日本製とクレジット。

故障箇所を特定診断した。

①根元は構造設計に問題があると思う。

そもそも、もらい物なのでケチをつける筋合いではない。すばらしいことに、デザインがいい。これに尽きる。

たぶんヒット商品だったのだろうと思う。デザインで売れると知っている確信犯だ。

斬新なデザイン。これで好感度60%。他のどうしようもないデザインの優秀メーカーを圧倒する。優秀メーカーはなぜこんなデザインが実現しないのだろうか。

分解したところ、軸の設計に疑問があった。軸は2箇所に連結部分がある。これが曲者だ。今回プラリペアで修復したが、連結部分のネジの土台あたりに脆弱性が見える。製品テスト、耐久性テストしたのかという批判めいた書き込みを見たかも知れない。よほど販売を急いだのかと邪推した。

関係者は一生懸命働いていると思う。ものづくりの大変な現場を担っている人々に正直頭が上がらない気持ちでいっぱいだ。

サービス残業当たり前な会社や家族の心配事で早くに切り上げて帰りたいのに、誰にも相談できずにしんどいことも沢山ある毎日だと思う。

私は30年以前の日本製のミシンを知っている。

あのころ製造、設計にかかわったエンジニアの先輩と、2010年の扇風機設計に携わった方とは製品だけでなく与えられた環境・会社は違うし、社会情勢も違う。だから簡単な比較はできない。しかし、だからあえて書く。

大陸人にいい加減な物づくりを押し付けた人、みっともないぞ。恥を知れ。

(ちなみに、名誉のために断っておくが新型はきっと改良されているだろうと信じて間違いではないと思う)




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