2018年7月18日水曜日

鶏の肝煮 覚書

世間では「おっさん」が顰蹙を振りまいている。

「顰蹙」と変換されたので読めないと思う。「ひんしゅく」と読むらしい。

おっさんの言動による実害報告のニュースには人事では済まされない。しかし、おっさんにもいろいろいるのでイコールと思われるのも残念だ。立派なおっさんになれるように日々精進しているつもりだ。

だいたい、おっさんは世間に迷惑を振りまく存在であるという事実は変えようがない。だったら、きちんと生息しているおっさんを自認するようになればいいと思っている。


久しぶりに、鶏の肝煮を作った。

いつも、調味料の比率を適当にすると、仕上がりが辛くなったり、甘くなったりしてうまくできなかった。

今回、黄金比を見つけたので、記しておく。

材料
鶏の肝 600g
土しょうが たくさん
山椒 好み

煮汁
酒 180cc
醤油 135cc
みりん 120cc
砂糖  40g前後

①肝を切らずに冷水でもみ洗い、沸騰した湯で軽く霜降り、冷水で冷ます。
②千切りにした生姜を入れた煮汁を沸騰させ、アルコール分を煮きる。
②に①を入れてふたをせず中火くらいで煮る。煮汁が煮詰まったころ味を見て火を止める。良いころあいは自分の責任で完成させる。

好みで山椒をかける。

暑い夏の夜、料理の並んだテーブルの脇に一皿あると心地よいひとときが過ごせる。

良い日本酒に合うだろう。


このとおりに作ったからといって、うまくできるという保証はない。だいたいのポイントは書いたつもりだが何事にもコツがある。いちいち書かない。

問題はスケールを変えたからといってうまくできるものではないし、では食べきれない量を作ったときにどう対処するかというアイデア次第で力量がわかる。料理上手なご婦人(ご主人)はこのあたりの心得がすばらしい。

「黄金比率」でだいたいはうまくできるのだが。



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