2018年6月14日木曜日

ステテコ作りの醍醐味

皆さんはいかがお過ごしだろう。有意義な日々を送っているだろうか。

私は、さっぱりだ。ミシンは常に下を向いて作業するポジションが体に染み付く。陰気な時間が鬱々と流れている。

気分転換に近隣パトロールだ。取り締まり強化月間だ。

すれ違う外国人旅行者の多さに、なにげに人ごみに日本人を探している。理由はない。

手芸店なら、マダムが友人と連れ添ってアクセサリーパーツなどを品定めしている。ここなら日本人のオアシスだ。しかし、そんなご婦人達にまぎれたおっさんは永遠に混ざり合わず、違和感だけがまとわりついている。

だめだ、この店を抜け出そう。これ以上おっさん臭を振りまいて社会の迷惑を増長するわけにはいかない。

おっさんは静かにいつものカクウチでつまみをかじるのだ。ここならおっさんのオアシスだ。誰に気兼ねすることなく過ごせる。

昨日、かねてから夏に向けて自宅で着るつもりでステテコを作った。最初、パターンが自分サイズには小さいかもしれないと危惧したが、出来上がってはいてみたらちょうどよかった。

これは簡単な工程で、たった6枚のパターンを縫い合わせることで完成する。ウエストゴムは自分サイズに調整する。

ステテコは初心者にも簡単なソーイングを気軽に楽しめるのでお勧めだ。山場は、ウエストゴムを縫い付けるあたりだと思う。

縫い付けるのは難しいと思われる方は簡易な方法としてはゴム口に通したゴムをそのままにすることもできるが、本のとおりに実践すると、ステテコ作りの醍醐味が味わえる。

ウエストゴムを縫うコツや仕上がりと工程を知ることでミシンの喜びが増した。




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