2018年6月19日火曜日

blum システムキッチンの要、引き出しレールシステムが完成した

bulm(ブルム)社をご存知だろうか。

オーストリアに本社を置く、企業だ。
日本のシステムキッチンを作るメーカーの7割か8割が採用している引き出しレールシステムを作っている会社だ。

引き出しレールシステムとは何ぞ、それはシステムキッチンを使っている方、ショールームを見学した方なら体感したことがあるだろう。一部、家具にも採用されていることもあるが、システムキッチンに採用された引き出しレールシステムと言えばblum(ブルム)なのだ。

(他メーカーでハーフェレとか、国産でランプなどもあると思うが国内シェアはブルムだろう)

レールシステムなんて、知名度もなく、あまり注目される機会もないが、しかし、日常使いのキッチンだから一度体感すると気になって仕方がない。

こんな回りくどく何を書いているのかわからないブログ記事を読んで余計にスルーされてしまうだろう。

たぶん、わかりづらい表現をしている私の文章力の問題があるが、本題に入ろう。

システムキッチンのここ最近の主流は開き戸ではなく、引き出しなのだ。しかも、ただ、開け閉めするのではなく「ソフトクローズ」なのだ。(プッシュオープンもあるがここでは触れない)

ソフトクローズの何がすごいか、それは、、滑らかさにあると思う。

引き出しを閉める際、軽く前板、または、ハンドルを押してやると静かに、そして滑らかに滑り、静かに閉まる。

この感覚を体感すれば、わかっていただけると思う。
だが、人によってはただ引き出しが閉まるだけだろう、と嘲笑されはせずとも、興味をもたれないかもしれない。いろんな人の主観を尊重したい。

私は、このレールをメーカー代理店から直接仕入れ、自分のシステムキッチンに組み込んであつらえた。システム自体はレールフレームと側板だけで、底板、背板、前板、ハンドルなど必要なものを自前で好みのものを選び引き出しを作る。

引き出し幅はレールの設計の許容範囲内であれば自由に設計できる。引き出し幅は1200ミリ以内だ。最大加重は30キロのものと50キロまでのものと2種類用意されている。

まさか、自分でシステムキッチンのソフトクローズ機能のある引き出しを自分で作る人などあまりいないだろうし、いたとしても専門家か、経験をつんだ技術者でないとできないと考えている人がほとんどだろうが私は違う。

構想から3年の月日を要したが、完成した。引き出しは全部で12段。うちレールシステムを10段に採用した。2つはガスグリル脇の調味料専用とした。

背板、前板はホームセンターで調達した資材を加工した。ハンドルはカワジュンというメーカーから選んだ。

今回blumの商品を選択するにあたり、blum日本代理店ショールームやシステムキッチンメーカーのショールームを見学し、慎重に下調べをした。

訪れたショールームではたった一人の俺を丁寧にもてなし案内してくれた責任者に感謝したい。
おかげで設計のヒントにつながった。

限りなく自己満足を満たすことができた。採用して大正解だった。

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