ミシンでの作業は下を向いている時間が長い。姿勢はよくない状態をキープし続ける。おのずと精神面で弱いところがダメージを受ける。
しかし、自分で好きにやっていることなので違う角度で自分を分析すると、ストレスを生みつつ、違うストレスを解消しているようだ、ともいえなくもない。
作品が完成したときなど、達成感や完成の喜びがよどんだ精神を一掃する。やはり、ものづくりや創作の原点はこんなところじゃないかと思う。
ものづくりの原点とは、ないもの、ゼロからものを生み出すところに感動を見つけ出すところがある。これには経済原理抜きに本質だけを求めると尚面白い。
つまり経済的な理由を考えるとしがらみやねたみ、恨みなどもついてくるので少々厄介だ。
経済抜きではものごとは成り立たないが、そもそも論とは違う、視点を見つけることも面白いんじゃないのと思うし、こんな考えや意見をほざいているやつもいるということだ。
生涯売れることのない絵を描き続けたゴッホは、そんな厄介なことにかかわらず、ひたすら絵を描いてこの世を去ったが、後に世間が評価する。死んだ本人にはもうどうでもいいことだから、評価される前に死んで正解だったのかもしれない。
売れるためにどうしたらいいか、評価されるためにどうしたらいいか、どうしたら気に入ってもらえるか、どうしたら共感してもらえるか、そんな切り口で考えることも大切なのだろうが、本当はもっと大事なことがあるんじゃないのと、そんなことを考えている。
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