土曜日の朝、ごみを出しに家を出たら日差しはすでに夏を感じさせた。
今日も天気がよいらしいので、洗濯と散歩するくらいが今日の予定で、いつもの散歩のとおりどこに行くかも定かではない。
暑いのでTシャツにジーンズ姿で町をうろつく。
サングラスも必需品だ。町を歩くのにはとても日差しが強い。
すれ違う人でサングラスをかけている人は少なく、帽子をかぶっている人はよく見る。
帽子もよいが、サングラスの市民権は低いように思う。もう少しサングラスに対する造詣があってもよいと思うが、世間で流通しているサングラスと呼ばれているもののほとんどは機能性が低いレンズだ。私の所有しているものは本物のサングラスだ。
偽サングラスは日差しと紫外線の透過性が悪い。(←メガネ専門家ではないので詳しくは説明できない)かけても暗いし、まぶしいのだ。本物は違う。かけても暗くならない(暗くは見えない、景色の色もくっきり見える。
だから、サングラスをかけて格好をつけていると思われようが、見え方が格段にクリアで目に入る光線のやさしさを考えるとこんなにまぶしい天気の時には快適にほっつき歩くことができる。
そうだ、近所の園芸店に行こう。
先日から、今年のゴーヤの育成に一抹の不安があり、肥料を与えること、その与え方についてどんな風に肥料を与えたらいいか、園芸店の店主に相談した。
店主の親父は、「ばーっとあげたらいい」と言う。
私が、「ばーっと、とはどんなふうか」と聞き返すと、プランターの上に適当に撒き、上から水をかけると程よく肥料が溶けてしみこむのだと言う。
袋の裏にも説明書きがあるので読めばいいのだが説明書を読むことよりも園芸店の親父から聞いた説明で納得した。
帰ってから親父の言っていたそのとおりに従った。
おっさんを自覚する前までは人の言うことよりも取扱説明書を読めばわかると、人の言うことを聞かなかったように思う。
今までそれでよいと思っていたのだが、最近おっさん度合いを加速させるほどに細かい文字で書かれた説明書や注意書きを読む面倒がどうしても面倒で、面倒で、これがおっさんの序の口なのかと思うようになってきた。
それまでできなかった人に聞くというコミュニケーション力の欠落していた未熟な自分をいまさらながら取り戻せるかも知れない、などと思った。園芸店の店主の親父に感謝。
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